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知足


やっと身体が動くようになりました。

アサナというものに対しての自分の取り組みが緩やかに変化してきたことを感じます。
以前からも思っていることですが、練習を重ねる事にもっとその事実を掘り下げていっている感じがします。

今回、腰を痛めてしばらくポーズがとれませんでした。
練習を再開しても満足に動けるようになるまでに時間がかかりました。
でも、いくら不格好で満足に形がとれなくても、私にとっては本当に満足で完璧な練習でした。集中と呼吸に身体を預けました。今、自分が動ける最大限を味わいました。それこそが自由であり完璧さだと感じます。美しい形をとることが完璧さではない。

身体が動かないという制約を受け始めて、こだわりという捕らわれから抜け出せました。
普段、どれだけ形へのこだわりポーズへのこだわりが自分を不自由にしてるかを感じました。

我々はポーズが苦しく、不完全であるのは自分の身体的能力よるものであると考えます。そうではないと頭では理解しているつもりでも、まだまだこだわりに縛り付けられている自分に改めて気づかされる訳です。

そう考えると本当にポーズが先に進んでいくことなど、たいした問題ではないと思います。
ですが、進むことによってこうした自分の我と向き合う機会が与えられるのだと思います。

だからそこ、淡々と練習を積み上げていくことの大切さが身にしみます。

by prema8ryn | 2009-02-11 12:40 | yogiヘの道

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