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アシスタント


マイソールクラスのアシスタントとして、ケンさんの下で学ばせてもらっている。
本当に多く学びがあり、ケンさんに感謝の気持ちが溢れます。

最初はちょっと尻込みしながら始まった。
正直、迷いがあったから、、、。
私が、マイソールクラスのアシスタントをする事に、自信がなかった。

始まった当初、前回アシスタントした時に出てきた思いに捕われていた。みんなに受け入れられなかったら、どーしよー。拒まれる恐怖、、、。
だから、今回は始めたばかりの人や自分のクラスに出ていた方などをアシストしていた。私がアシストするよりケンさんに見てもらいたい人が多いだろうから、私は邪魔にならないように、、、、という感じで、今考えると非常に消極的だ。その時は、私に出来る事をちょっとづつやろうというスタンスで、謙虚なつもりでいた。

でも、しばらくたって、ケンさんからミーティングをしようと言われ、お話をした。
そこでマイソールクラスについての話をしてくれた。私のアシストに対する注意などを言う訳ではない。だけど、とても大きなものを受け取った感じがした。

まだ、噛み砕いて理解出来たとはいえないけど、時間をかけて学ぶべき道筋がぼんやりと浮かび上がってきた。

自分のこだわりを押し付けない。他人のこだわりを認める。
呼吸とビンヤサが大切で、練習の場を壊さないこと。

私が印象に残っているのはこの二つ。
これを聞いた時は、そうか〜ってくらいにしかわからなかったけど、数日間このミーティングの時の言葉を何度も反復していた。

マイソールのアシスタントをしてまず驚いたのが、マイソールクラスがどのクラスよりもポーズの形が崩れてる、、、。セカンドシリーズなどをやってる人は多いけど、一つ一つのポーズはけっして美しいヨガのアサナではない。
正直、、、、ショックだった。
そこが目について仕方なかった。

でも、このミーティングを境にあまり気にならなくなった。

それは、私の「こだわり」だと言う事に気がついたからだと思う。やはり、マイソールクラスはその人の練習なのだと思った。確かに間違った事は言ったとは思わないけど、結局は本人が気がつくしかないのだと思う。ビンヤサを止めない程度にいまでも、時々アドバイスやアシストはするけど、その場の空気を乱さない方が大切に思える。

アクションを起こす時に、自分自身の思い(それを我っていうのかな〜)が入ると、純粋なものが歪む。とても難しいことだ。

ケンさんは、「自分の行う行為に期待を持たない」というような言い方をしていたと思う。
つまり、私なりに解釈すると、相手をアシストする時、その結果を期待して行うとそれが相手にも伝わり、プレッシャーになる。それが上手く行けば、お互いが嬉しい。しかし、思い描いたとおりに行かなければ、ストレスに変わるのだ。上手く行ったときでさえ、そこに自分の思いが加わると、依存が生まれるのではないかと思う。行為や相手の態度で自分を計る事をしてしまう。

だから、心を静かに行うべき事を淡々と行う。


言葉にするのは簡単だけど(笑)難しいよな〜〜〜〜〜
でも、それを実践して学ぶことの素晴らしさを垣間みた。

私はアシスタントをしてるのではなく、練習をさせてもらっているということがわかった。

ポーズを練習している時と何も変わらない。
それに気づかされた時、感謝の気持ちがあふれた。

そして、始めに実践しようとしていた事は、「謙虚」ではなく、「傲慢」であり、「臆病」だったと気づけた。

少しだけ、、、、マイソールクラスが楽しくなった。


OM Shanthi

by prema8ryn | 2007-09-28 11:56 | yogiヘの道

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