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神々の国バリ その1



ネット環境が悪かったから、、、、もちろんそれもあるけど、ネットをする気になれなかった。あまりにもその地は神々で溢れている。

インドから流れてきた、ヒンドゥの教えが根付いた国、、、それがバリです。語弊があるかもしれないけど〜、ある意味インドよりも古くからの信仰が守られているような気さえ思える。ただの行事としての神事ではなく、本物の祈りがそこにはあった。

それを深く感じられたのは、私が宿泊していた場所のお陰かもしれない。私はウブドのプリアタンの王宮に泊まっていたのだ。

 
本当に王様もお后もいる。その他の王家のみなさんも住んでいる。その一部を開放して宿泊施設にしている。もちろん一般の方も宿泊できる。今回はこの王宮で長いあいだ深い親交を深めてきた、バリ舞踊家の友人の計らいで宿泊させてもらった。彼女はバリの事を深く愛し、バリの芸術をこよなく尊敬していた。それはバリ人をも超えるように思えた。

そんな力強い友人のお陰で観光ではなく、バリの生活を垣間見ることができた。もちろんこの短い旅行でバリの事がわかった訳ではないけれども、共感できる部分や踏み入れない部分というものを感じた。

敷地の中には祭壇ではなく、聖地があり毎朝のお供えを欠かさない。聖地に入るときは、マンディ(水浴び)をして身を清め、正装する。略装でもかならず、腰に帯びを巻くそうだ。町では肩や足を出している人も最近では多いようだが、インドと同じくあまり良くないようだ。日本で言ったら、ヘソ出しルックって感じなのかな〜、そんな格好で神社にいったり、公式の場にでないものね。外国人だからと言って多めに見て貰ってることが多いけど、生活を共にするのであれば、その国の人々の文化にたいする敬意をはらう事は大切だと思う。観光であってもその国の事を知らないととんでもなく失礼なことをしてしまったりする。無知であるとは恐ろしい。特に友達の大切にしている場であるところだし、、、。
インドでもヨガの修行に訪れるためにきているので、その文化を尊重しない人をみると悲しくなる。観光だとしてもそこで暮らす人々に深いな思いをさせたくない。日本で言うなら「畳に土足」って感覚かしら、、、、。

町には聖地が溢れていて、あちらこちらでお祭りのような事が行われている。日が暮れてくるとガムランの音が聞こえてくる。夕日にはたくさんの鳥たちが飛んでいく。鳥とお花で溢れた濃い緑に守られた美しい国です。


でも、、、、

素晴らしいバリを感じるほど、インドが恋しくなった。なんだかここは私の場所ではないって感じてしまった。インドのように親近感は持てなかった。インドの方が衛生的じゃないし〜、空港も酷いし〜、何もかもがスムーズでない。不思議の国だ!!
タイに行くときも、今回のバリも不安だったけど、多くの人は「インド行ってるなら大丈夫だよ」と言う。私にとってインドは日本の次になれてる国だ。もちろん言葉も通じないんだけど、なんとかなる!何とかしてみせる!というような力が沸いてくる。沸々と、、、
でも、今年タイ、バリと他のアジアの国に訪れたけど、インドは色んなとこで最悪だ!最低だ!!それでも それでも 最高で最強だと思ってします。

それでもやっぱりインドが好き!
バリでそれを再確認(笑)

でも、今回のバリ旅行もインドのように呼ばれて来たという感覚に襲われました。結構やらかした事も、、、眼鏡事件、階段から落ちる、ルピア地獄、、、、、それはまた次回につづく〜〜〜〜〜

神々の国バリ その1_b0068246_9525945.jpg

by prema8ryn | 2007-12-12 09:53

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